Vol.38 ロックダウン下のシチリアから その2
ロックダウン下のシチリア、今の外出セットはこちら
①バッグ
普通のバッグは帰宅してからの消毒が面倒、何かシンプルに消毒しやすいバックはないかなと家の中を見回すとありました。このバッグ、実は水撒きホースの入れ物です。プラスチック製で、取手も本体と一体、中も見やすく理想的です。
——-
②お財布
バッグ同様帰宅してからの消毒が面倒、ここで見つけてきたのはプラスチック製の眼鏡ケース。ここに消毒済みの現金と、支払いに使うカードが入っています。
パカっと大きく開きわかりやすい。支払いはA:可能ならアップルウォッチのApple Payで、B:クレジットカード、銀行デビットカードなど、C: 現金の優先純度で払います。
カードは使ったらすぐに消毒してからしまいます。ファスナー付きビニール袋よりも使い勝手がいいです。
——-
③お釣り用の袋
お釣りにもらった現金は別にしてうちに帰ってから消毒
——-
④消毒グッズ
消毒ジェルとエタノール 銀行やショップで暗証番号入力の時、ガソリンを入れる時の取手とか、何かと誰が触れたかわからないものを触らなくてはいけないことに備えて 。
消毒ジェルはイタリアでも真っ先に市場から消えたものの一つ。しかし、イタリアにはリキュール用の96%アルコールというものがあり、これが意外にも盲点で今でもスーパーに売ってます。今のところは。。。これで消毒ジェルも作ります。
——-
⑤書類
身分証明書、免許証、予備のクレジットカード、外出の自己申告書など、持っていないといけないけれでも使う(触れる)可能性の低いものはまとめてこちらに
——-
⑥ 予備の手袋とキッチンペーパー数枚
キッチンペーパーはエタノールで表面を消毒するときに、銀行や郵便局も今や電子ペンが大部分。
——-
⑦ ゴミ袋
消毒済みキッチンペーパーなどのゴミ袋をすぐに入れられるように
——-
⑧ボールペン
——-
⑨鍵
家の鍵、車の鍵
——-
⑩携帯電話
今時の携帯電話は丸ごと洗っても大丈夫ですがエタノールが手に入るうちはエタノールで消毒
買い出し中スーパーではカートを押したり、商品を手に取ったり、いろいろなものを触るので、スーパー出たらすぐに手を消毒。(手袋をしていますが、手袋の上から消毒します。ここで一旦手袋を変えてもいいのですが、手袋も品薄なので節約です。)
これらはバッグに入れたまま、玄関近くに置いたまま。帰ってすぐに消毒です。
そして帰ってから外に出たものは全部消毒!消毒できないものもありますので、頻繁な手の消毒は欠かせません。
そんなわけで、緊張して帰ってきて消毒が終わるとぐったりです。
完璧なウィルス除去はもちろん無理ですが、感染リスクを極力減らすのが目的です。
WHO推奨自家製消毒ジェル
WHO推奨消毒ジェル10Lの作り方は
出来上がった溶液は検疫のために使用前にの72時間置いておきます。
ですが私はこれに
ティーツリー・エッセンシャルオイル数滴(アルジタルゴールドエッセンシャルオイル)とヒアルロン酸を加えてます。
入れ物は空になった消毒ジェルの容器を再利用(消毒ジェル用の容器はアルコール対応しているます。)
そして万が一ウィルスに感染してもそれを跳ね返す体力がないといけません。
その3
「イタリアの旬の食材を使った超健康的なレシピ」へつづく
https://argital.jp/column/sicilia/1959/
- Author Profile
原 志津子/shizuko hara
シチリア州公認ガイド、日本語通訳。 当地在住14年(2016年時点)になりますが、歴史と文化の薫る、美しい自然のシチリアが大好きです。
日頃よりシチリアを中心に旅行客の皆様をご案内しながら、 素晴らしいシチリアの魅力を少しでも多くの皆様に知ってもらいたいと思っています。
自らも、おいしいものと旅が大好きで、愛車TOYOTA YARISでシチリア中をまわり歩く個人旅行者です。
趣味はシチリアの豊富な食材を使った料理で、得意料理はイカスミリゾット、カポナータ。
http://www.shizukohara.com/