Vol.40 ロックダウン下のシチリアから その4
後日談
シチリアでも先日よりマスク着用が義務になりました。
イタリア各地使い捨てマスクが配布されている州もあります。シチリアは先日特別注文した医療関係品が医療従事者、警備関係者などに配られたばかりで、民間に配られるのはまだ先でしょう。
ロックダウンが解除された後も当分はマスク着用義務でしょうし、やっぱり紙マスクは恥ずかしいなと思い、私も再利用可能マスクを作ってみることにしました。
以前に裏ごしように買ってあったサラシ布、これは適度に通気性があり息苦しくなく、消毒液につけて洗っても色落ちがない、高温でも洗える、アイロンもかけられるので、再利用マスクにぴったりと思い採用決定です。布製立体マスクに挑戦しました。
ネットを見ると色々な方法がありましたが、フィルターを入れるポケット状のもので、ノーズフィット材も入れられるものを作ってみました。
①最初型紙通りに作ってみました
②目のすぐ下から顎まですっぽりを覆えるようにに1.5cmくらい上下に長くしてみました。
③ これからの季節少し空間があった方が暑くなくていいというアドバイスを友人から受けて、カーブを少しつけました。②はつけたときにゴムが入っている部分がギャザーが寄りすぎて隙間ができやすいと思い、サイドは短くしてあります。
開くとこんな感じです
マスク裏布拡大図
なんか自家製マスクを作ったら外に出て行きたい気分になりましたが、まだまだ#IORESTOACASA (私は家にいる)続行です。
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原 志津子/shizuko hara
シチリア州公認ガイド、日本語通訳。 当地在住14年(2016年時点)になりますが、歴史と文化の薫る、美しい自然のシチリアが大好きです。
日頃よりシチリアを中心に旅行客の皆様をご案内しながら、 素晴らしいシチリアの魅力を少しでも多くの皆様に知ってもらいたいと思っています。
自らも、おいしいものと旅が大好きで、愛車TOYOTA YARISでシチリア中をまわり歩く個人旅行者です。
趣味はシチリアの豊富な食材を使った料理で、得意料理はイカスミリゾット、カポナータ。
http://www.shizukohara.com/