Vol.28 料理に明け暮れたとある一日 その3
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→Vol.26 料理に明け暮れたとある一日 その2はこちら
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素材をたくさん買って来てしまうことになるので、
たくさん作って保存というのが私の料理の基本スタイルです。
一人分作っても4人分作っても手間は一緒ですし。。。
保存料理には様々なキッチン便利用具、機器があります。
まず大事なのは冷凍庫。
選ぶ時に冷凍庫容量の充実したタイプで、NO FROSTを選びました。
冷凍庫に霜がつかないのがとっても便利です。
そして、冷凍保存に欠かせないのが真空パック機と、真空袋、あるいは真空容器。
真空パック機はとっても便利で、我が家では電子レンジよりも
よっぽど活躍、使わない日はありません。
真空袋は、主に素材を冷凍するときに、真空容器は作ったお料理を冷蔵保存する際に使っています。
この真空機は3代目、安いものは30ユーロを切るものもありますが、
やっぱり真空力が弱いようで、真空したはずなのに、
時間が経つと空気が入っているようなことも多かったので、
今使っているこの機械が壊れたら、次はもう半プロ仕様の真空力の強いものにしようと思っています。
今日は蒸野菜(ブロッコリー、カリフラワー、ほうれん草)と
キノコのガーリック炒めをこれらの容器に入れ冷蔵庫保存。
蒸したインゲン、大根おろしは真空パックし、冷凍庫保存しました。
我が家では野菜は茹でずに蒸します。
フライパンに少量の水をいれ、ステンレス蒸し皿(日本製)を置き、
その上に蒸したいお野菜を入れ蓋して火をつけます。
驚くほど早く加熱されます。
ものにもよりますが早いもので5分!
鍋いっぱいの湯を沸かす必要がないので時間もガスも水も大変節約できます。
そして栄養分が水に流れ出ないので美味しいです。
以前友人にレンジ用シリコン蒸し容器をいただいたのですが、
容量が小さくて二度か三度に分けないとならず二度手間。
後述する直径28cmフライパンなら大抵のものが入ります。
- Author Profile
原 志津子/shizuko hara
シチリア州公認ガイド、日本語通訳。
当地在住14年(2016年時点)になりますが、歴史と文化の薫る、美しい自然のシチリアが大好きです。
日頃よりシチリアを中心に旅行客の皆様をご案内しながら、
素晴らしいシチリアの魅力を少しでも多くの皆様に知ってもらいたいと思っています。
自らも、おいしいものと旅が大好きで、愛車TOYOTA YARISでシチリア中をまわり歩く個人旅行者です。
趣味はシチリアの豊富な食材を使った料理で、得意料理はイカスミリゾット、カポナータ。
http://www.shizukohara.com/