Vol.18 冬のシチリア観光ガイド エトナ周遊鉄道編~車窓からの景色
ランダッツォで食事をゆっくり済ませても済ませても14時15分。
何もやっていない時間に町にいても時間を持て余してしまうので 車窓の旅を楽しむことにして、駅まで戻り…
14時43分発のブロンテ、カターニア方面の列車に乗り込みました。
17時 ランダッツォ発のリポスト行きに間に合うには どこで折り返すのがいいか時刻表を見て、車掌にも確かめ、 アドラーノまで行って折り返すことに決定。
ワインも入ってホロ酔い気分なので、 暖かい列車に座って車窓からの雄大な風景を楽しむのがこの時間一番。
それではその雄大なエトナの風景を皆さまもどうぞ。
▼望遠レンズですが、エトナ山の頂上火口郡から蒸気が上がるのがよく見て取れる
▼ピスタチオの名産地として知られるブロンテの町も車窓から一望
サボテンはシチリアの風景に欠かせない風物詩。
そろそろ陽が傾き始め、風景が夕日に赤く染まるゴールデンアワー 山と雪と太陽の大スペクタクルです。
▼16:50山が赤く染まり始めました。
▼17:00赤富士ならぬ赤エトナ
17:00過ぎ頃日没を向かえ、山と雪と太陽のコラボもそろそろ終焉が近づき…
ランダッツォ駅についた頃には街の明かりが灯り始めていました。
18:30 リポスト駅に戻った時に、すっかり夜の帳が下りていました。
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原 志津子/shizuko hara
シチリア州公認ガイド、日本語通訳。 当地在住14年(2016年時点)になりますが、歴史と文化の薫る、美しい自然のシチリアが大好きです。
日頃よりシチリアを中心に旅行客の皆様をご案内しながら、 素晴らしいシチリアの魅力を少しでも多くの皆様に知ってもらいたいと思っています。
自らも、おいしいものと旅が大好きで、愛車TOYOTA YARISでシチリア中をまわり歩く個人旅行者です。
趣味はシチリアの豊富な食材を使った料理で、得意料理はイカスミリゾット、カポナータ。
http://www.shizukohara.com/