古代イタリアの入浴に使用されていたラベンダーの香り
万能薬とも呼ばれるくらいに使い勝手のいい定番の香りラベンダー。
そのやさしい香りは古くから世界中で愛されてきました。
そしてその名前の由来はラテン語の「ラヴァレ(洗う)」という言葉からきています。
これは、古代ローマ人が入浴の際にラベンダーを使用していたことに由来しているそうです。
そんな古くから愛されているラベンダーにもいくつか種類があるのをご存知でしょうか?
代表的なものはラベンダー・アングスティフォリア、ラベンダー・ストエカス、ラベンダー・スピカの3種類。
エッセンシャルオイルのなかで一般的にラベンダーと名前がついている場合
アングスティフォリアを指します。
ちなみにアルジタルのラベンダーもこれにあたり、真性ラベンダーと呼ばれることもあります。
この品種はとくにリラックスしやすい香りなので
精神的にも肉体的にもリラックスしたいときにおすすめ。
そしてストエカスは、古くから薬や化粧品として使われてきた品種。
お肌や身体の調子を整える香りを持つと言われています。
そして3つ目のスピカは、少しすっきりした香りで、
虫刺されや傷の手当てなどに使われていたこともあります。
香りにもそれぞれ特徴がるあので、ぜひ機会があったら
香りを試して好みのものを見つけるのもおすすめです。
古代ローマのようにお風呂で焚いて身も心もリラックスしてみてはいかがでしょうか?
お湯を張った洗面器に精油をたらして
バスルーム全体に香らせるだけで心がほぐれるのを感じることができます。